ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの違いは?性格・大きさ・見た目・飼いやすさを比較

ゴールデンとラブラドール 大型犬

ふわふわの毛が魅力のゴールデンレトリバーと、すっきりした短毛のラブラドールレトリバー。

どちらも親しみやすい顔をしていますが、「毛の長さ以外は何が違うの?」「一緒に暮らすなら、どちらが自分に合う?」と気になりますよね。

見分けるポイントは、被毛としっぽ。暮らしを考えるときのポイントは、お手入れや運動に使える時間です。

性格にも傾向はありますが、「ゴールデンレトリバーはおとなしい」「ラブラドールレトリバーは元気」と、きっぱり分けられるわけではありません。

この記事では、見た目の違いから毎日の過ごし方まで、迎える前に知っておきたいことを比較します。

ゴールデンレトリバー
ラブラドールレトリバー
  1. ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの違いを一覧で比較
  2. 見た目の違い|毛の長さとしっぽに注目
    1. ゴールデンレトリバーは、胸元やしっぽのふさふさが特徴
    2. ラブラドールレトリバーは、短い被毛と太いしっぽが特徴
  3. 大きさの違い|どちらも力のある大型犬
  4. 性格の違い|どちらも人と一緒に楽しむことが好き
    1. ゴールデンレトリバーは、人との距離が近い子も
    2. ラブラドールレトリバーは、遊びや活動に意欲的な子も
    3. 「穏やかなゴールデンレトリバー、活発なラブラドールレトリバー」は目安程度に
  5. 抜け毛とお手入れの違い|短毛でも毛は抜ける
    1. ゴールデンレトリバーは、長い毛のもつれも確認する
    2. ラブラドールレトリバーは、短毛でもブラッシングが必要
  6. 散歩や運動の違い|どちらも毎日の活動が必要
  7. 飼いやすさの違い|賢さより、生活との相性で考える
    1. どちらも「何もしなくてもお利口」ではない
    2. 子どもがいる家庭では、大人の見守りが前提
    3. 留守番の長さや費用も確認しておく
  8. ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー、どちらが自分に合う?
    1. ゴールデンレトリバーを迎えるなら、毛のお手入れも暮らしの一部に
    2. ラブラドールレトリバーを迎えるなら、遊びと運動を毎日の楽しみに
  9. まとめ|違いを知ったら、その子自身にも会ってみよう

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの違いを一覧で比較

まずは、主な違いをまとめました。

比較する項目ゴールデンレトリバーラブラドールレトリバー
被毛長めで、胸や足、しっぽに飾り毛がある短く密に生えている
毛色ゴールド、クリーム系ブラック、イエロー、チョコレート
しっぽ長い毛が広がる、ふさふさした形根元が太く、先に向かって細くなる形
体高・オス56〜61cm56〜57cm
体高・メス51〜56cm54〜56cm
性格の傾向友好的で、人との関わりを好む友好的で、活動的、人との共同作業を好む
抜け毛多い。長い毛のもつれにも注意多い。短毛でも掃除は必要
お手入れ抜け毛に加えて飾り毛のケアが必要長毛のもつれをほぐす手間は少なめ

大きさはほぼ同じ、はっきり違うのは毛の長さやしっぽの形です。

毛色が似ている場合は、体の色だけでなく、胸元やしっぽを見ると分かりやすくなります。

見た目の違い|毛の長さとしっぽに注目

ゴールデンレトリバーは、胸元やしっぽのふさふさが特徴

ゴールデンレトリバーは、胸元、足の後ろ側、しっぽなどに長い飾り毛があります。

歩くたびに毛が揺れ、全体的にふんわりした印象。なでたくなる、あの柔らかそうな見た目が魅力です。

毛色はゴールドやクリーム系。同じゴールデンレトリバーでも色の濃淡があるので、薄いクリーム色の子と濃いゴールドの子では、雰囲気が変わります。

ラブラドールレトリバーは、短い被毛と太いしっぽが特徴

ラブラドールレトリバーは、短い毛が密に生えた、すっきりした見た目をしています。

しっぽは根元が太く、先へ向かって細くなる形。カワウソの尾に例えて「オッターテイル」と呼ばれます。

ブラック、イエロー、チョコレートと毛色が違っても、同じラブラドールレトリバーです。イエローの中にも、明るいクリーム色から赤みのある色まで幅があります。(jkc.or.jp)

【下線】薄い色のラブラドールレトリバーもゴールデンレトリバーではなく、別の犬種です。【/下線】

「ゴールデンレトリバーの毛を短くしたらラブラドールレトリバーになる?」と思うかもしれませんが、毛の長さだけの違いではありません。体つきや犬種としての成り立ちも異なります。

毛としっぽで見分ける

大きさの違い|どちらも力のある大型犬

ゴールデンレトリバーは毛のボリュームで大きく見えますが、ラブラドールレトリバーにも厚みのある胸や、しっかりした体つきがあります。

成犬の体重は、海外の犬種紹介ではゴールデンレトリバーが約25〜34kg、ラブラドールレトリバーが約25〜36kgとされています。ただし、性別や骨格、系統などによって差があり、この数字がその子の適正体重とは限りません。

迎える前に考えたいのは、数cmの差よりも、大きくなった犬と無理なく暮らせるかです。

  • 寝床やクレートを置いても、人が通れるか
  • 車に犬が乗れるか
  • 散歩中に引っ張られても対応できるか
  • 階段の移動や、将来の介助をどうするか

子犬のころは抱っこできても、成犬になると簡単には持ち上げられません。

クレートやベッドも、「今ちょうどいいサイズ」だけで選ばず、成長後の大きさを考えておくと買い直しを減らせます。

可能なら、迎える前に成犬に会ってみましょう。横に立ったときの高さや、体の厚みを見ると、写真よりずっと暮らしを想像しやすくなります。

性格の違い|どちらも人と一緒に楽しむことが好き

ゴールデンレトリバーは、人との距離が近い子も

ゴールデンレトリバーは、友好的で人との関わりを好む犬種です。

飼い主のそばで過ごしたり、一緒に遊んだりする時間を楽しむ傾向があります。人に気持ちを向けやすく、環境の変化に敏感な面が見られる子もいます。

ただ、「優しい顔だから、一日中静かに寝ている」と思うと、少し違うかもしれません。

ゴールデンレトリバーも活動的な犬。特に若いうちは遊びたい気持ちが強く、うれしくて飛びついたり、物をくわえて歩いたりすることもあります。

ラブラドールレトリバーは、遊びや活動に意欲的な子も

ラブラドールレトリバーは、明るく活動的で、人と一緒に何かをすることを好む犬種です。

おもちゃを持ってくる遊びや、においを探す遊びなど、楽しめることを見つけてあげると、持ち味を生かせます。

「何をするの?自分も参加する!」というような積極的な子もいて、一緒に出かけたり遊んだりしたい家庭には、頼もしい相棒になってくれそうです。

一方で、楽しくなると勢いがつくことも。遊ぶ時間と、落ち着いて休む時間の両方を作ってあげたいですね。

「穏やかなゴールデンレトリバー、活発なラブラドールレトリバー」は目安程度に

犬種比較では、ゴールデンレトリバーの繊細さやラブラドールレトリバーの陽気さが紹介されることがあります。ただし、これは大まかな傾向です。両犬種には、社交的で学習しやすいという共通点もあります。

活発なゴールデンレトリバーもいれば、落ち着いたラブラドールレトリバーもいます。

迎えるときは、犬種名だけで性格を決めず、その子の普段の様子を聞いてみましょう。

初めての人にどう接するか、遊んだあとに休めるか、苦手な音や場面はあるか。具体的に聞くと、一緒に暮らすイメージがつかめます。

抜け毛とお手入れの違い|短毛でも毛は抜ける

「掃除がラクそうだからラブラドールレトリバー」と考えているなら、ここは知っておきたいところ。

ゴールデンレトリバーもラブラドールレトリバーも抜け毛があり、短毛だから抜けないわけではありません。

どちらも下毛を持つダブルコートで、一年を通して毛が抜け、季節によって増えることがあります。

ゴールデンレトリバーは、長い毛のもつれも確認する

ゴールデンレトリバーのお手入れでは、抜け毛を取るだけでなく、飾り毛の絡まりも見ておきます。

耳の後ろや脇などは、表面が整っていても内側でもつれていることがあります。散歩後は、長い毛に草や小枝が付いていないかも確認したいですね。

ブラッシングは、ただ毛をきれいにするだけでなく、体に触れる時間にもなります。短い時間から慣らしておくと、毎日のお手入れを続けやすくなります。

ラブラドールレトリバーは、短毛でもブラッシングが必要

ラブラドールレトリバーは長い飾り毛がないぶん、毛の絡まりをほぐす作業は少なめです。

ただし、短い抜け毛が服や布製品に入り込むことはあります。「毛が目立ちにくい」と「掃除をしなくていい」は別の話です。

定期的なブラッシングに加え、洗える寝具やカバーを使うなど、掃除しやすい環境を用意しておくと助かります。

お手入れの違いは、抜け毛の有無よりも、長い毛を整える作業が加わるかどうか。ブラッシングの時間も楽しめそうか、考えてみてください。

プールや海で遊ぶことを考えているならラブラドールの方が毛が渇きやすいので良いかもしれませんね。

散歩や運動の違い|どちらも毎日の活動が必要

ゴールデンレトリバーもラブラドールレトリバーも、体を動かすことを楽しむ犬種です。ラブラドールレトリバーだけでなく、ゴールデンレトリバーにも日々の運動や遊びが必要です。

「庭があれば、散歩は少なくていい」と考えるより、外のにおいを嗅いだり、飼い主と歩いたりする時間を確保しておきましょう。

散歩の長さは、年齢や体調、気温などに合わせて調整します。子犬に成犬と同じ距離を歩かせる必要はありません。

また、運動は走ることだけではありません。

  • 散歩中にゆっくりにおいを嗅ぐ
  • おもちゃを探す
  • 「持ってきて」「ちょうだい」を遊びながら練習する
  • 短いトレーニングを取り入れる

体を動かす遊びと、頭や鼻を使う遊びを組み合わせると、過ごし方に幅が出ます。

休日にまとめて遊ぶだけでなく、仕事のある日にも散歩と関わる時間を作れるかが、迎える前の大切な確認ポイントです。

飼いやすさの違い|賢さより、生活との相性で考える

どちらも「何もしなくてもお利口」ではない

両犬種とも、人と一緒に学ぶことを得意とする傾向があります。ただし、学習しやすいことと、教えなくても困らないことは別です。

たとえば、子犬が飛びついてきたときに毎回なでていると、「飛びつくと相手をしてもらえる」と覚えることがあります。

散歩で人の横を歩くことや、くわえた物を渡すことも、日常の中で少しずつ練習します。

できたことを褒めながら、家族で同じルールを続ける。どちらの犬種にも大切な関わり方です。

子どもがいる家庭では、大人の見守りが前提

どちらも家庭犬として親しまれていますが、優しい性格でも体は大きく、遊びの勢いで子どもを倒してしまうことがあります。

犬に教えるだけでなく、子どもにも接し方を伝えておきましょう。

  • 寝ているときや食べているときは触らない
  • 耳やしっぽを引っ張らない
  • 犬が離れたら追いかけない

犬だけで静かに休める場所を作り、小さな子どもと犬だけにはしないことも大切です。

お互いに安心できる距離があれば、一緒に過ごす時間を楽しみやすくなります。

留守番の長さや費用も確認しておく

「どちらなら長い留守番が平気?」と犬種だけで判断することはできません。

短時間から慣らすことに加え、長く家を空ける日は家族やペットシッターなどに頼れるかも考えておきたいところです。

費用も、フード代だけではありません。予防や通院、シャンプー、預かりサービスなど、大型犬に対応した料金や受け入れ条件を確認しておくと安心です。

特にゴールデンレトリバーは、長毛のお手入れを自宅でするかサロンに頼むかで、必要な時間や費用が変わります。

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー、どちらが自分に合う?

ゴールデンレトリバーを迎えるなら、毛のお手入れも暮らしの一部に

ふさふさした姿が好きで、ブラッシングなどの時間も取れるなら、ゴールデンレトリバーとの暮らしを具体的に考えてみてください。

一緒に遊ぶだけでなく、毛をとかしたり、散歩後に飾り毛を整えたり。そうした時間も含めて楽しめるかがポイントです。

ただし、「穏やかそうだから運動は少なくていい」という選び方は避けたいところ。遊びや散歩の時間もしっかり必要です。

ラブラドールレトリバーを迎えるなら、遊びと運動を毎日の楽しみに

短毛の見た目が好きで、毎日の散歩や遊びに積極的に関わりたいなら、ラブラドールレトリバーも魅力的な候補です。

長い毛のもつれをほぐす手間は少ない一方、抜け毛の掃除や基本的なお手入れは必要です。

毛のケアだけを見て「ラクな犬」と考えず、元気さや体の力強さも含めて相性を見てみましょう。

迎える前チェック

まとめ|違いを知ったら、その子自身にも会ってみよう

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの分かりやすい違いは、被毛としっぽです。

ゴールデンレトリバーは長い飾り毛があり、ラブラドールレトリバーは短く密な毛と、根元の太いしっぽが特徴。体の大きさには重なる部分が多く、どちらも力のある犬です。

性格にも傾向はありますが、犬種だけで「こちらが飼いやすい」と決めることはできません。

散歩や遊びの時間、お手入れ、留守番など、自分たちの生活と合うかを考えることが大切です。

そして最後は、その子自身の様子を見てみてください。元気いっぱいなのか、慎重に近づくのか、人のそばで何をして過ごすのか。

違いを知ったうえで出会うと、見た目だけでは分からなかった魅力も見えてきます。

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