グレートピレニーズってどんな犬?性格・大きさ・飼い方・費用を実際に暮らす飼い主が紹介

ピレニーズってどんな犬? グレートピレニーズ

真っ白でモフモフ。体が大きくて、歩いているだけでもかなり目立つグレートピレニーズ。

私も最初は、あの見た目に惹かれたところが大きかったです。

でも実際に一緒に暮らしてみると、グレートピレニーズの魅力は見た目だけではありませんでした。

人が大好きだったり、意外とテンションが上がったり、家の外の音にはしっかり反応したり。散歩中に人を見つけると嬉しくなってグイグイ行こうとすることもあります。

もちろん、大変なこともあります。

毛はものすごく抜けるし、夏は暑さに気を使う。体が大きいので力も強いです。シャンプーは3時間かかります。

ただただ毎日楽しいです。お迎えして心から良かったと思ってます。

この記事では、性格、大きさ、散歩、食事、抜け毛、暑さ、吠え方、費用など、グレートピレニーズと暮らす前に気になることをまとめました。

それぞれ詳しく書いた記事にも飛べるようにしているので、気になるところから読んでみてください。


グレートピレニーズってどんな犬?

グレートピレニーズは、ピレネー山脈で家畜の群れを守ってきた大型の犬です。

ジャパンケネルクラブでは原産国をフランス、用途を「山地での家畜の群れの警護」としています。体高は男の子は70〜80cm、女の子は65〜75cmとされていて、実際に目の前にすると写真で見る以上に大きく感じます。

ただ、大きいだけではありません。

しっかりした体にモフモフの毛。横から見た時の顔も好きですし、大きな体で普通に家の中をウロウロしている姿も面白いです。怒って後ろ向いておすわりするのとかたまりません(笑)

飼う前は「白くて大きな犬」という印象が強かったのですが、一緒に暮らすと性格の方がどんどん好きになりました。


グレートピレニーズの性格は穏やか。でもそれだけじゃない

グレートピレニーズを調べると、「穏やか」「優しい」と紹介されていることが多いです。

たしかに、うちでも普段は穏やかです。

ただ、「いつも静かで、のんびりしている犬」という感じでもありません。

人が好きなので、散歩中に人を見つけると嬉しくなります。近くまで行きたくて引っ張ることもありますし、テンションが上がれば大きな体で動きます。

本人は嬉しいだけでも、グレートピレニーズは体が大きいです。

小型犬なら「元気だね」で済む動きでも、超大型犬になると飼い主がしっかり止めないと危ないことがあります。何回も引っ張られて転倒しましたし、油断してるとかなり持っていかれます。

また、もともと家畜を守ってきた犬なので、独立心があるのも特徴のひとつです。穏やかである一方、護衛するものへの意識が高く、自分で判断して行動する傾向について説明されています。

「優しいから何もしなくても飼いやすい」という犬ではありません。

でも、この穏やかなところと、急に見せる活発さのギャップが面白いんです。


とにかく大きい。でも大きくなっていくのが楽しい

子犬の頃は、もちろん今よりずっと小さいです。
とはいえ成長は早く、写真を見返すと「こんなに小さかった?」と思います。
グレートピレニーズを飼う楽しみのひとつが、この成長だと思っています。

体がどんどん大きくなって、毛量も増えて、少しずつグレートピレニーズらしい姿になっていく。
同じ場所、同じおもちゃと一緒に写真を撮っておくと、大きくなったのがすごく分かります。
大きくなるとスペースも必要ですし、フードや薬なども大型犬サイズになります。

でも、私は「大きくなっちゃった」というより、「また大きくなったな」と見るのが楽しかったです。


▶ 子犬の頃と成犬になった現在の比較写真


散歩は毎日。うちでは朝30分・夕方30分

うちでは基本的に、朝30分と夕方30分くらい散歩しています。

もっと長く歩いた方がいいのかなと思うこともありますが、正直なところ私の体力がもちません(笑)

散歩はほぼクン活です。とにかくクンクンクンクン匂いを嗅ぎます。

「そこ、そんなに情報ある?」と思うくらい長い時もありますが、雨とかで急いでいる時以外はなるべく付き合うようにしています。

もうひとつ気を付けているのが、人を見つけた時。
基本その人に向かって吠えます。遊んでほしいときも警戒してる時もとりあえず吠えます。

体が大きく力もあるので、こちらが油断しているとバランスを崩します。リードはただつながっていればいいというより、しっかり持ちやすいものを選んだ方がいいです。

散歩用品はサイズだけで選ばない

大型犬用のハーネスやリードを選ぶ時は、サイズだけでなく丈夫さや持ちやすさも見たいところです。

グレートピレニーズは「大型犬用」という表示だけではサイズが合わないこともあるので、胸囲などを測ってから選ぶ方が安心です。


抜け毛は多いです。本当に多いです

ここは、グレートピレニーズを迎える前に知っておいた方がいいところです。

抜け毛は多いです。「大型犬だから少し多い」というレベルではありません。 
掃除した後でも白い毛は普通に落ちています。服にも付きますし、靴下にも付きます。
特に換毛期はブラッシングしてもブラッシングしても毛が取れます。

今ではかなり慣れました。気にしてません。掃除機は頻繁にかけてますけどそのくらいです。

うちで使っているのはファーミネーター

ブラシはいろいろありますが、うちで実際に使っているのはファーミネーターです。

理由は単純で、抜け毛がよく取れるからです。「まだ取れるの?」というくらい取れます。

取れた毛が目に見えるので、ちょっと楽しくなるところもあります(笑)一回でクッション作れるくらいです。


夏はかなり気を使います

あのモフモフです。どう見ても夏向きではありません。

グレートピレニーズは寒い地域で暮らしてきた犬なので、日本の蒸し暑い夏は気を付けたい季節です。厚い被毛を持つため暑さへの配慮が必要なことは、犬種情報でも注意点として挙げられています。

うちでは夏の間、エアコンは基本的につけています。だからといって、グレートピレニーズのためだけに部屋をものすごく寒くしているわけではありません。

人も普通に過ごせる室温にして、本人はさらに涼しい床を探して寝ています。

散歩も暑い時間は避けます。

朝はできるだけ早い時間。うちは朝4時か5時くらいに行くことが多いです。夕方は日が落ちてから。アスファルトがとても暑くなるので夕方も遅い時間にしてます。

逆に冬は元気です。こちらが寒くても本人は平気そうな顔をしています。


ごはんは意外と食べないことがあります

これは飼ってみて驚いたことのひとつです。

あれだけ大きいので、ものすごい量を毎日食べると思っていました。

でも、うちは意外と少食です。ごはんを残す日もあります。

最初の頃は、「この体でこれだけ?」と心配しました。

もちろん、グレートピレニーズが全部少食というわけではありません。食欲や必要量には個体差があります。

食欲が急に落ちた、元気もないという場合は、「この子は少食だから」で済ませず動物病院へ相談した方が安心です。

フードは大袋を買う前に考える

大型犬用フードは大袋が多いです。

でも、食べムラのある子の場合は、いきなり大袋を買って食べなかった時が大変。

袋を見ながら、

「これ全部どうするの?」

となります(笑)

そのため、初めてのフードなら小さめサイズから試せるものも選択肢になります。

うちで現在食べているフードについても、食事の記事で紹介しています。


▶ グレートピレニーズのドッグフードおすすめ5選|食べない・少食な子の選び方(準備中)


グレートピレニーズは吠える?

うちは吠えます。

特に、家の外で音がした時や人の気配を感じた時。宅配便が来た時などもしっかり反応します。

吠え声も体に比例して大きいです。

小さな「ワン」ではありません(笑)

一方で、ずっと何かに向かって吠え続けているわけでもありません。

おやつが欲しい時や水、ごはんなど、こちらに何か伝えたい時に一声出すこともあります。

グレートピレニーズはもともと家畜を守る役割を持っていた犬なので、周囲を気にする性質自体は不思議ではありません。

「大きくて穏やかだから、ほとんど吠えないだろう」と思って迎えると、イメージと違うかもしれません。

住宅環境によっては、吠え声についても迎える前に考えておいた方がいいです。


お手入れはラクではありません

グレートピレニーズと暮らすなら、ブラッシングはかかせません。

ブラッシングだけでも体が大きいので時間がかかります。

しっかりやるときは今日は背中。明日はお尻。という感じで分けてやります。

そして大仕事なのがシャンプー。

濡らすだけでも時間がかかり、モフモフの毛にシャンプーでガシャガシャ洗って、すすいで、そのあと乾かす。1時間半くらい乾かす時間かかります。

むしろ乾かす方が大変です。

自宅で洗うなら、大判の吸水タオルやペット用ブロワーなど「乾かす時間を少しラクにするもの」は検討する価値があります。


▶ グレートピレニーズのシャンプーは大変?自宅で洗う方法と便利グッズ8選(準備中)


グレートピレニーズを迎える費用も考えておく

犬を迎える時は犬の価格だけに目が行きやすいですが、グレートピレニーズの場合はその後も大型犬ならではの費用がかかります。

フード、ケージやベッド、リード、首輪、シャンプー用品。

病院へ行けば、体重によって薬の量が変わることもあります。

車に乗せるならスペースも必要です。

「犬を買うお金」だけではなく、この大きさの犬と10年前後暮らしていく費用として考えた方がいいです。

だからといって、お金がかかるから飼わない方がいいと言いたいわけではありません。

迎える前に知っておけば準備できます。

知らずに迎えて、「こんなにかかると思わなかった」となる方が大変です。


サモエドと迷っているなら見た目以外も比べてみる

白くてモフモフの犬が好きな方だと、サモエドと迷うこともあると思います。

写真だけ見ると似ていますが、実際には体の大きさもかなり違いますし、性格や運動量などにも違いがあります。

「白いモフモフがいい!」

だけで決めるのではなく、自分の生活にどちらが合うか考えた方がいいです。

特にグレートピレニーズは、とにかく大きいです。

この「大きい」が魅力でもあり、飼う時に考えなければいけない部分でもあります。


グレートピレニーズと暮らすなら、あると便利なもの

グレートピレニーズ用品を全部最初からそろえる必要はありません。

暮らしているうちに、

「これ欲しいな」

がどんどん出てきます。

私が特に必要性を感じるのは、次のようなものです。

抜け毛を取るブラシ

これは出番が多いです。

うちではファーミネーターを使っています。

丈夫なリード・ハーネス

散歩中に力がかかることを考えると、サイズだけでなく耐久性や持ちやすさも重要です。

大型犬でも続けやすいドッグフード

毎日のことなので、価格だけでなく食べてくれるか、続けられるかも大事です。

少食な子なら小袋から試せる商品も便利です。


グレートピレニーズを飼うのは大変?

大変です。

ここは「意外と簡単ですよ」とは言えません。

体は大きい。力も強い。毛も多い。暑さにも気を使う。散歩も毎日必要。シャンプーも大仕事です。

でも、私の場合は、それを全部含めてもグレートピレニーズを飼って良かったです。

大きな体で家の中にいるだけで存在感があります。

人を見つけて嬉しそうにしたり、おやつを待っていたり、急にテンションが上がったり。

毎日見ていて飽きません。

散歩で引っ張られて、「ちょっと待って!」となることもあります。

それでも、また犬を迎えるならグレートピレニーズがいいなと思っています。

たぶん、もうこの大きさとモフモフに慣れてしまいました(笑)


グレートピレニーズを迎える前に知っておいてほしいこと

グレートピレニーズは、見た目だけで決めるには大きすぎる犬です。

飼う前には、

  • 十分な生活スペースがあるか
  • 毎日の散歩ができるか
  • 大型犬の力をコントロールできるか
  • 夏の温度管理ができるか
  • 抜け毛やお手入れを受け入れられるか
  • フードや医療費など継続的な費用を負担できるか

このあたりはしっかり考えておいた方がいいです。

かわいいだけでは飼えません。

でも、大変な部分まで知ったうえで「それでも一緒に暮らしたい」と思えるなら、本当に面白い犬です。


まとめ|グレートピレニーズは大変なところまで含めて面白い

グレートピレニーズは、真っ白でモフモフの見た目だけでもかなり魅力があります。

でも、一緒に暮らして私が好きになったのは、それだけではありません。

人が好き。

意外とテンションが上がる。

気になる音にはしっかり反応する。

ごはんを思ったほど食べない日もある。

そして、とにかく大きい。

ネットで「穏やかで優しい大型犬」と読むだけでは分からなかった部分がたくさんありました。

もちろん、誰にでもおすすめできる犬ではありません。

大きさ、力、抜け毛、暑さ、費用。

迎える前に考えることは多いです。

それでも私は、グレートピレニーズと暮らして良かったと思っています。

大変なところもありますが、それ以上に「この犬、面白いな」と思うことが毎日のようにあります。

これからグレートピレニーズを迎えようとしている方は、ぜひ良いところだけでなく大変なところも知ってから考えてみてください。


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