グレートピレニーズと暮らしていると、どうしても避けられないのが抜け毛です。
飼う前から「抜け毛は多いだろうな」とは思っていましたが、実際に暮らしてみると想像以上でした。
掃除したばかりなのに床には白い毛。服にも付くし、換毛期になると「こんなに抜けて大丈夫?」と思うくらい抜けます。
そこで欠かせないのがブラッシングです。
ただ、犬用ブラシを探してみると、スリッカーブラシやピンブラシ、コーム、ファーミネーターなど種類がかなりあります。
「結局どれを使えばいいの?」と迷う方も多いと思います。
我が家で実際に使っているのはファーミネーターです。
この記事では、グレートピレニーズに使いやすいブラシの種類と選び方、それぞれの違いを紹介します。
後半では、実際に使っているファーミネーターについても詳しく紹介します。
グレートピレニーズはとにかく毛が多い
まず、グレートピレニーズのブラシを選ぶ前に知っておきたいのが毛の特徴です。
グレートピレニーズは、外側を覆う長い毛と、その内側に生えているやわらかい毛を持つダブルコートです。
普段から抜け毛はありますが、特にすごいのが換毛期。ブラッシングすると、白い毛がどんどん出てきます。
一度ブラッシングしたから終わりという感じでもありません。というか終わりは見えないので疲れたら終わりです笑
グレートピレニーズは体も大きいので、当然ながら毛が生えている面積も広いです。そのため、小型犬と比べるとブラッシングにもそれなりに時間がかかります。
ちゃんと毛がとれるものを使わないと手入れできなくなってしまいます。
グレートピレニーズの抜け毛の量や、実際に暮らして感じたことについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
グレートピレニーズに使えるブラシの種類
犬用ブラシにはいろいろあります。
グレートピレニーズに使いやすいものを大きく分けると、次の5種類です。
- ファーミネーター
- スリッカーブラシ
- ピンブラシ
- ステンレスコーム
- ラバーブラシ・グルーミンググローブ
「どれが一番いい」というより、それぞれ得意なことが違うと考えると分かりやすいです。

ファーミネーター|抜け毛をしっかり取りたい
ファーミネーターは、アンダーコートの抜け毛を取り除くための道具です。
普通のブラシで表面を整えるのとは少し役割が違います。
グレートピレニーズのようなダブルコートで抜け毛の多い犬では、かなり気になるタイプだと思います。
特に、「ブラッシングしても抜け毛がすごい」「換毛期の毛を何とかしたい」という場合に候補になります。我が家でも使っているのはこのタイプです。
実際に我が家で使っているファーミネーターはこちらです。
スリッカーブラシ|毛のもつれをほぐしたい
細いピンがたくさん付いているのがスリッカーブラシです。
犬用ブラシを探していると、かなりよく見かけると思います。
グレートピレニーズは毛が長く、場所によっては毛が絡まりやすくなります。
特に気をつけたいのが、
- 耳の後ろ
- 首まわり
- 脇
- お腹
- お尻まわり
- 足まわり
などです。
見た目では分からなくても、触ってみると少し毛が固まっていることがあります。
こうしたもつれをほぐしたり、抜け毛を取りながら毛並みを整えたりするときに使いやすいのがスリッカーブラシです。
ただし、ピンが細いので力を入れて皮膚をガリガリこするような使い方は避けたいところです。
ピンブラシ|普段の毛並みを整えたい
ピンブラシは、人間用のヘアブラシに少し近い形をしています。
ファーミネーターのようにアンダーコートをたくさん取るというより、普段のブラッシングや毛並みを整えるのに向いています。
グレートピレニーズの毛は長くてモフモフしています。
きれいにブラッシングしたあとは毛並みも整って、見た目もかなりきれいになります。毎日の軽いお手入れをしたい場合は使いやすいタイプです。
抜け毛をごっそり取りたいというより、「普段から毛をきれいにしておきたい」
という場合に向いていますがグレートピレニーズは整えても整えてもきりがありません。
ステンレスコーム|毛玉やもつれの確認に
ステンレスコームは、簡単にいうと犬用のくしです。
かなりシンプルですが、毛の状態を確認するのに便利です。
ブラッシングしたあとにコームを通してみて、スッと通れば毛がきれいに整っています。
逆に途中で引っ掛かるようなら、その部分に毛のもつれが残っている可能性があります。
グレートピレニーズは毛量が多いので、表面を見ただけでは分からないこともあります。
そういう時の確認用として使いやすいです。
無理に引っ張ると痛いので、引っ掛かった場合は一度止めて、毛の状態を確認します。
ラバーブラシ・グルーミンググローブ|ブラシが苦手な子にも
ゴム製のラバーブラシや、手にはめて使うグルーミンググローブもあります。猫ちゃんに使うことが多いですね。
グローブタイプなら、そのまま撫でるように使えるのが特徴です。
ブラシを見ただけで嫌がってしまう犬なら、こういうタイプから慣らしてみるのもいいと思います。
マッサージ感覚で使えるのもいいところです。
ただし、グレートピレニーズの大量のアンダーコートをこれだけで全部処理するのは難しいと思います。
本格的な抜け毛対策というより、「軽く抜け毛を取りたい」「ブラッシングに慣れてほしい」
という場合に使いやすいタイプです。
目的別に選ぶならどのブラシがおすすめ?
ブラシの種類を見ても、
「やっぱりどれを選べばいいか分からない」
となるかもしれません。
そんな時は、今困っていることから選ぶと分かりやすいです。
| こんな時 | 向いているブラシ |
|---|---|
| 抜け毛をしっかり取りたい | ファーミネーター |
| 毛のもつれが気になる | スリッカーブラシ |
| 普段の毛並みを整えたい | ピンブラシ |
| 毛玉やもつれを確認したい | ステンレスコーム |
| ブラシを嫌がる | ラバーブラシ・グルーミンググローブ |
全部そろえる必要はありません。
グレートピレニーズを飼っていてブラッシングをしっかりしたいのであれば、アンダーコート対策ができるもの。
毛玉やもつれが多いなら、それをほぐしやすいもの。
犬がブラシを嫌がるなら、刺激の少ないもの。
その子の毛の状態や性格によっても選び方は変わります。
我が家で使っているのはファーミネーター
いろいろな種類がありますが、我が家で実際に使っているのはファーミネーターです。
使っている一番の理由は単純です。
抜け毛がよく取れるから。
グレートピレニーズを迎えて、最初に驚いたのが抜け毛の量でした。
普段でも抜けますが、換毛期になると本当にすごいです。
ファーミネーターを使ってブラッシングすると、アンダーコートの抜け毛がどんどん取れます。「まだ取れるの?」と思いました。少しブラッシングしただけでも白い毛がたまります。
それを捨てて、またブラッシング。すると、また取れます。ちょっと楽しいんです。
抜け毛が取れているのが目で見て分かるので、使っていて分かりやすいです。
ファーミネーターを使って感じた良かったところ
実際に使っていて一番良いと感じるのは、やっぱりアンダーコートの抜け毛をしっかり取れることです。抜群にとれます。
グレートピレニーズは毛量がかなり多いので、表面を軽くブラッシングしただけでは抜け毛が残っていることがあります。
ファーミネーターを使うと、その中に残っている毛が取れてきます。
ブラッシング後に取れた毛を見ると、
「これが全部家の中に落ちていたかもしれないのか」と思います。
もちろん、ファーミネーターを使えば家の中から抜け毛がなくなるわけではありません。
普通に落ちます。
掃除機も必要です(笑)
ただ、何もしないよりは違うと感じています。
もう一つ良いのが、構造がシンプルなところ。
我が家では何種類ものブラシを毎回使い分けるというより、抜け毛が気になったらファーミネーターのみです。
道具を何本も準備しなくていいので、気軽に始められます。
グレートピレニーズのブラッシングはどれくらいする?
ブラッシングの回数は、ほぼ毎日です。
時間かかるので背中だけとかお尻だけとかちょっとだけすることもあります。逆に、いつでも同じペースでしっかりやらなければいけないとは考えていません。
グレートピレニーズは体が大きいので、毎回完璧に全身を仕上げようとすると結構大変です。
お尻はちょっと嫌がります(笑)なかなかさせてくれないです。
毛玉ができやすいところは触って確認する
グレートピレニーズは全身モフモフですが、場所によって毛の絡まりやすさが違います。
特に耳の後ろや脇、お腹、お尻まわりなどは、触って確認するようにしています。
毛玉は大きくなるとほぐすのも大変です。
ブラッシングの時だけではなく、撫でている時に毛の状態を見ておくと早めに気付きやすくなります。
これは長毛犬と暮らすうえで結構大事だと思います。
もし固く絡まった毛玉ができてしまった場合は、無理にブラシで引っ張らない方が安心です。
自分で難しい場合は、トリミングサロンなどに相談する方法もあります。
ブラッシングしても抜け毛はなくなりません
ここはグレートピレニーズを迎える前に知っておいた方がいいと思います。
どんなブラシを使っても、抜け毛がゼロになることはありません。
ファーミネーターを使った日でも毛は落ちます。
掃除機をかけても、そのあと普通に落ちています。
服にも付きます。
黒い服だとかなり目立ちます(笑)
最初の頃は気になっていましたが、今ではかなり慣れました。
「毛を落とさないようにする」
ではなく、
「家の中に落ちる前に、取れる毛はブラッシングで取っておく」
くらいに考えています。
その方が気持ちも楽です。
ブラッシングは体のチェックにもなります
ブラッシングをしていると、自然と犬の体を触ることになります。
毛の状態を見るだけでなく、
「ここ何かあるな」
「皮膚が少し赤いかな」
といった変化にも気付きやすくなります。
グレートピレニーズは毛が多いので、見ただけでは皮膚の状態が分かりにくいです。
だからこそ、普段から触ることは大事だと思います。
ブラッシングは抜け毛対策だけではなく、体の状態を見る時間にもなっています。
抜け毛は大変。でもモフモフはやっぱり魅力です
グレートピレニーズのお手入れは楽かと言われたら、楽ではありません。
体は大きい。
毛は長い。
そして、よく抜けます。
換毛期になると掃除も増えます。
それでも全然気にしてません。かわいいんです。
「まあ、仕方ないか」
と思えてしまいます。
きれいにブラッシングしたあとの毛はフワッとして、やっぱりグレートピレニーズらしくていいです。
抜け毛まで好きになる必要はありません(笑)
ただ、この毛も含めてグレートピレニーズなんだと思えば、少し付き合いやすくなります。
まとめ|目的に合ったブラシを選べばOK
グレートピレニーズに使えるブラシには、
- ファーミネーター
- スリッカーブラシ
- ピンブラシ
- ステンレスコーム
- ラバーブラシ・グルーミンググローブ
などがあります。
全部そろえる必要はありません。
抜け毛を取りたいのか、毛のもつれをほぐしたいのか、普段の毛並みを整えたいのか。
まずは目的に合ったものを選べばいいと思います。
我が家で実際に使っているのはファーミネーターです。
グレートピレニーズの抜け毛対策として使っていますが、特に換毛期は「こんなに抜けるんだ」と思うくらい毛が取れます。
もちろんファーミネーターがすべてのグレートピレニーズに一番合うとは限りません。
毛の状態やブラッシングの目的によって、スリッカーやコームの方が使いやすい場合もあります。
ただ、
「グレートピレニーズの抜け毛がすごい」
「まず何かブラシを試してみたい」
という方なら、ファーミネーターは候補のひとつにしていいと思います。
抜け毛は多いですが、このモフモフもグレートピレニーズの大きな魅力です。
無理なく続けられる方法で、付き合っていけばいいと思います。

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